CTOとして、事業フェーズに合った技術戦略の立案に取り組む木村 將。いわば“経営と技術の繋ぎ役”として開発チームをリードし、プロダクトの進化や事業の発展に大きく貢献してきました。「住環境を今よりも良いものにしたい」という想いとともに、これまでを振り返りながら、仕事の魅力ややりがいについて語ります。
未竣工物件のデジタルツインにVR上で誰もがアクセス、住宅購入時の情報格差を解消
デジタル技術を不動産分野に応用し、新サービスの開発や技術革新に取り組むスタイルポート。“空間の選択に伴う後悔をゼロにする”をミッションに掲げ、住宅流通における課題を、テクノロジーの力で解決することに取り組んでいます。
スタイルポートは、住宅販売に必要なあらゆる情報の共有を、不動産事業者と住宅購入検討者の間で手軽に行えるプラットフォームとして、「ROOV(ルーブ)」を開発、提供しています。中でもVR内覧システムは、デジタルツインによっていつでも・どこでも・誰とでも、まだ存在しない新築住宅の空間イメージを、簡単に共有することを可能にしています。
ROOVは累計80社が導入。350を超えるプロジェクトで利用されています(2022年6月時点)。
そう話す木村が技術部門を統括する立場としてスタイルポートに参画したのは、2019年9月のこと。
住環境を良くすることは人生を豊かにすること。“人”の魅力に惹かれ、異業界へ
SIerとしてキャリアをスタートし、大手携帯電話会社でシステム設計などを手掛けた後、主に医療系の事業会社で経験を積んだ木村。特に前職では大きな裁量権を与えられ、思う存分に手腕を発揮。「やりきった」という想いがあったと振り返ります。
そんな折、前職の同僚が結婚。祝いの席で、現・スタイルポート取締役の中條と偶然再会します。
中條から話を聞くうちに、スタイルポートに興味を持ったという木村。入社の決め手は、“人”だと話します。
医療から不動産という、畑違いの業界に挑戦することになった木村。大切にしているのは、「住環境を良くしたい」という想いです。
アーキテクチャも組織も、1からリビルド。新体制のもとでプロダクトが成長
スタイルポートに参画し、技術統治の強化に取り組んだ木村。まず初めに取り掛かったのは、バックエンド・アーキテクチャの刷新でした。
アーキテクチャの刷新と並行し、組織のリビルドも行いながら技術領域のガバナンス改善に努めてきた木村。PMF(プロダクトマーケットフィット)の視点を重視しながら、プロダクトに磨きをかけてきました。
これからメンバーに加わる仲間に求めるのは、「目標のために皆で協力し、共に成長しようとするマインド」だという木村。その上で、実際に活躍しているエンジニアには次の三つの共通点があるといいます。
空間の選択に伴う後悔をゼロにする。そのための革新をさらに進めていきたい
デジタル技術によって住宅流通における情報格差の解消に努めている木村。社内には雇用形態に関係なく活躍できる環境があるといいます。
新築戸建ての市場規模は約15.8兆円。新築マンション市場の約3倍に相当するにもかかわらず、DX化が遅れている現状もあり、今後は新築戸建て事業にも参入していきたいと意欲を見せます。
不動産業界の常識が覆される未来は、もうすぐそこまで来ています。
スタイルポートについて
スタイルポートは「空間の選択に伴う後悔をゼロにする。」をMissionに、「グローバルで利用される3Dコミュニケーションプラットフォーム」をVisionに掲げ、住宅販売の変革を目指し唯一無二の空間コミュニケーションプラットフォーム『ROOV(https://styleport.co.jp/roov/)』を開発、提供しています。
このMission、Vision、Valueに共感いただける、共に変革を目指す仲間を募集していますので、ぜひ募集要項に目を通していただければ幸いです。
社内アンケートの他の結果が気になる!Valueの浸透具合って実のところどうなの?などなど、社内の様子が気になる方はMeetyでお待ちしていますので、お気軽にお声がけください♪